大量のExcelデータを、誰でもいろいろな切り口で見られる、壊れない集計の仕組みに
週ごとに届く大量のデータから、区分別・行き先別の人数を集計して帳票にする業務です。作業の流れとデータの流れを構造から整理し直し、Access製のデータベースを、ブラウザで開くだけで誰でもいろいろな切り口で見られる集計の仕組みに作り替えました。書き込むのは1人、読むのは全員という形にして、壊れない構造にしています。
| 業種 | イベント輸送(大規模イベントの輸送業務) |
|---|---|
| 使った技術 | DuckDB、DuckDB-WASM(ブラウザ)、Parquet、Excel出力 |
| ご依頼いただく場合の費用帯 | 中型システム相当(300〜500万円)(税抜) |
困っていたこと
- 週ごとに届く配信データを取り込み、区分別・行き先別の人数を集計して帳票にする作業がある
- Access製のデータベースは、入っているPCでしか動かず、複数人で使いにくい
- 1日の動きの全体像を、紙1枚で把握したい
構造化したこと
- データを「取り込んで蓄積する側」と「見る側」に分けた
- 書き込む人と、読んでレポートを作る人の役割を分けた
- 毎日使う集計と、時間帯ごとの手配量を見る機能を分けた
システムに落とし込んだもの
- 配信データを取り込んで蓄積する「母艦」と、利用者がブラウザで開くだけの集計画面
- 区分別・行き先別の人数集計と帳票の出力
- 1日の予定を時系列に並べたグラフを、A3横のExcelで出力する機能
壊れない形にするための工夫
利用者はインストール不要
集計画面は1つのHTMLファイルで、ブラウザで開くだけで動きます。データはPCの中で処理され、インターネットには送りません。
書き込むのは1人、読むのは全員
データを更新する担当を1人に決め、ほかのメンバーは同じデータからそれぞれのレポートを作ります。同時に書き込んで壊れる心配がありません。
本体と別ツールに分けた
時間帯ごとに必要な手配の量を見る機能は、集計ツールに足さず、別のツールとして切り出しました。本体を複雑にせず、現場の判断に必要な表示だけに絞っています。